ここに掲載する詩は、「戦争に反対する詩人の会」の詩集から、作者のご厚意で掲載させていただくことになりました。今後も定期的に掲載する予定です。
「ならず者」 
        わたうち ちふみさん

ならず者はでかい顔をしている

利権を生む構造を立ち上げ

それに食らいつき

何くわぬ顔をして旨い汁を吸う

金回りもよく血色もいい

 

ならず者は戦争が好きだ

紳士の顔をして

地球の上を

我が物顔に歩き回り

あちらこちらで騒ぎを起こす

 

 

 

そのならず者に

おべっかを使う奴がいる

宰相面をして下僕の笑みをうかべて

虚勢を張る

 

ならず者は

口では愛を唱えながら人を殺す

無抵抗の女子供を

平気で焼き殺す

その二重構造の面を叩き割って

その構造を改革せねばならぬ

構造をひねりつぶさねばならぬ

 

ならず者の横暴を抹殺し

追随者を追放し

この世が息づいている地球を

守らねばならぬ

 

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